2024年のITトレンドは?

トレンド
2024.01.01
製造業DX

みなさま、あけましておめでとうございます。2023年が終わり2024年がスタートしました!
新しい1年はどんなことが起こるのか、ワクワクする人も多いのではないでしょうか?RemoteCallが2024年IT業界のトレンドをご紹介します!

AIの普及と一般化

昨年、大変なブームを巻き起こしたチャットGPTがAI普及の出発点となりました。AIは今や、AppleのSiriやAmazonのAlexa、GoogleのNowのように個人を秘書のようにサポートするだけでなく、自動運転、メディア、物流、安全、環境など、さまざまな分野で連携・拡散しています。2024年以降には新しいAIサービスやデバイスも登場するでしょう。
特に、Generative AI(生成AI)によってITサービスの開発がシンプルで簡単になり、多くのビジネスチャンスが生まれると考えられます。数年後には、アイアンマンのようなAI秘書サービスが現実のものとなるかもしれません。

デジタルツイン

デジタルツインについて聞いたことがありますか? 2024年にはデジタルツインが本格化すると予想されています。デジタルツインとは、現実世界と対になる双子(ツイン)をデジタル空間上に作り出し、モニタリングやシミュレーションを可能にする仕組みです。ビッグデータを活用してシステムを改善する自律性を持つことができるため、未来産業の主要技術として評価されています。スマート交通サービスや無機系の研究開発など、多様な分野ですでにデジタルツインが適用されています。

メタバース

メタバースで会話する様子

登場初期に比べて少し下火になっていたメタバースが再び成長の可能性を模索しています。
これまではゲームやチャット、エンターテインメント、教育などが開発の焦点となっていましたが、現在は産業向けにシフトしています。産業向けメタバースは、企業が現場の物理的な制限をなくし、組織のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる役割を果たします。
特にスマートファクトリーを実現するために必要な技術の一つとして注目されており、メタバースを活用することで従業員が作業に必要な部品情報や在庫、稼働状況などを簡単に把握できるようになると期待されています。個人向けのメタバースが話題にならなくても、関連技術は発展を続けていくでしょう。

ブロックチェーン

金融機関や各国政府は、ブロックチェーンを決済システムの構築や取引記録の検証に活用することを検討しています。
ブロックチェーンとは、ブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、それを鎖(チェーン)のように連結してデータを保管する技術・仕組みのことです。取引のたびに、すべての取引参加者が情報を共有し、これを照合することでデータの偽造や改ざんを防ぐ仕組みになっています。
前述したメタバース産業が本格化すると、ブロックチェーンも同時に注目を浴びるでしょう。これは、仮想空間で使用するデジタル資産の安定性を確保するためです。

ブロックチェーン概念図
参考:https://www.etri.re.kr/webzine/20190329/

技術は進化し続けています。2023年はチャットGPTの話題で賑わったように、2024年にも皆が驚くような技術の発表を期待しましょう!

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