税理士法人 TM総合事務所
“会計システムの導入や官公庁の申請をオンラインでサポート!RemoteCallによる効率的な支援で顧客もサポート側も安心”-佐藤-
業種 | 所在地 |
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会計・税務支援 | 東京都新宿区四谷 |
経理業務だけでなく、お客様のITサポートも行なうTM総合事務所
事業内容をお聞かせください。
佐藤さま:税理士事務所として、主に中小企業の税務全般を手掛けています。事務所名にある「TM」は「トップ・マネジメント」を意味しており、企業のトップである経営者のマネジメントをサポートすることを使命としています。
1つのサービスに特化するのではなく、中小企業の税務にまつわるすべての業務に対応できるよう、幅広い業務を請け負っていることが特徴でして、関東を中心に北は青森から、南は静岡のお客様とお取り組みさせていただいております。
普段はどのような業務を担当されているのでしょうか。
佐藤さま:私自身がデジタル活用に明るいこともあり、お客様の税務業務だけでなく、事務所内のシステム導入やツール活用も担当しております。社内のPC管理や、電子契約書システムの導入などは私が担っておりまして、今回の「RemoteCall」の導入も私が中心に進めました。
社内のITリテラシーは比較的高い方だと感じておりまして、社員の7割超は問題なくPCを扱って業務を進めることができています。
お客様からはどのようなお悩みを受けることが多いのでしょうか。
佐藤さま:中小企業には、納税関係や年末調整といった細かい税務処理を社内で処理できるような人材がいないことがほとんどであるため、一気通貫でご依頼いただくことが多いです。
会計ソフト、PC全般、官公庁のサイトの操作をオンラインでサポートしたい
お客様からのご相談に対して、どのようなサポートを行われていたのでしょうか。
佐藤さま:税務処理関係の仕事は直接お客様のもとに伺うことがほとんどです。紙の書類が多く、お客様と一緒に進めなければ解決できない業務が多いこと、またお客様に安心感を持っていただくことがその理由です。
また、経理業務のDXやPCに関するご相談に関しては、電話やメールで解決できそうにない場合に絞ってお客様のもとに伺っていました。具体的な例として、新しい会計ソフトを入れた場合の設定や、新しいバージョンのOS設定、PC操作全般です。公的機関の電子申請が増えてきた現在では、官公庁のWebサイト上の操作について聞かれることも増えましたね。特に国税庁のWebサイトは初見だとかなり分かりにくいと感じます……。
会計ソフト、PC全般、官公庁のサイトの操作を教えるには電話ではやはり限界があるため、可能な限りお客様先にお伺いして直接アドバイスを行っていました。
佐藤さま
お客様に対するサポートでどのような課題があったのでしょうか。
佐藤さま:税務処理から少し離れた、これらのご相談へのサポートは無償で行っておりましたので、交通費や社員の時間といった稼働コストは可能な限り低く抑えたいと感じていました。
そのため、事務所や外出先といった遠隔地からでも、オンラインでスムーズにサポートできる方法を探していたのです。
「RemoteView」の導入に続き、「RemoteCall」の導入を即決
「RemoteCall」をお知りになったきっかけをお聞かせください。
佐藤さま:以前に「RemoteView」をご紹介いただいたシステム会社さんにご提案いただいたことがきっかけです。今回もその場でサービスの挙動を確認させていただきました。「RemoteView」よりも操作が簡単だなと感じたことが第一印象です。
ツールの比較検討についてお聞かせください。
佐藤さま:比較検討は行っていません。実際に触ってみて問題がなかったこと、そしてすでに導入していた「RemoteView」への評価も高かったため、ほぼ即決で導入を決めました。低価格であったことも高評価でして、同時接続をするケースがないことから1つのライセンスのみ契約しております。
税務周りの申請書類が多いため、「ファイル送受信」機能を多用
現在の「RemoteCall」の活用状況についてお聞かせください。
佐藤さま:現在では週2件前後、月に8件ほどのお客様サポートの場で活用しています。「どのボタンを押せば申請できるのか」といったかなり細かいご相談にも「RemoteCall」でサクッと対応していますね。また、ITに明るくないお客様でも問題なくインストールし、ツール操作ができています。
「RemoteCall」導入後は、特に会計ソフトへのサポートに多用しています。ある程度の設定は税理士が行ないますが、社内事情に合わせた細かい設定変更は日々の業務の中で突然必要になることがあります。そうした場面でも、柔軟に対応できるようになりました。
特に活用している機能があればお聞かせください。
佐藤さま:「ファイル送受信」の機能はよく活用しています。これは遠隔サポート中に必要となったファイルを送受信できるデフォルト機能で、必要なファイルをお客様のデスクトップに置いてあげることができます。また、こちらでマウス操作することでアップロードまで行なうこともありますね。
その他には、会計ソフトのアップデートに必要な差分ファイルの送信や、こちらで用意した申請書を送信し、こちらで操作して印刷したあとに記入、捺印していただくケースもありました。紙文化がいまだ根強い業務だからこそ、役に立っているなと感じます。
いつでもサポートできる環境を実現!お客様側とサポート側、双方に「安心感」
「RemoteCall」の導入でどのような成果がありましたか。
佐藤さま:以前と比較し、IT関連でお客様の事務所へ足を運ぶ機会が9割も減少しました。
また、具体的な数値には出せないのですが、間違いなくお客様の満足度は向上したと思います。たまたま「RemoteCall」を使わないでサポートしたことがあったのですが、「オンラインでのサポートはもうやらないのですか?」と聞かれたのです。オンラインでのサポートのほうが効率的であり、それが当たり前であると捉えられたのだと思います。「何かあったら『RemoteCall』でお願いします」と伝えられたこともあり、いつでも対応できるという安心感も持っていただけました。
私たちとしても、お客様に何かIT関連のトラブルがあったとしても、「RemoteCall」さえ繋げれば解決できるだろうという安心感があり、作業ストレスも減りました。また、コロナ禍で自宅から安全にお客様をサポートできることも、評価できるポイントだと思います。
「RemoteCall」の導入でサポート業務にどのような変化がありましたか。
佐藤さま:ご相談からサポートまでのレスポンスタイムが圧倒的に短くなりましたね。公的機関のWebサイトにおける入力作業の場合、セキュリティの都合から入力完了までの時間が限られているケースがよくあります。そのため、入力途中で分からないことがあればすぐにサポートが必要になるのです。「RemoteCall」であればワンコールですぐに解決することができますし、結果お客様の作業スピードが向上することで私たちの税務処理も速くなるので非常に助かります。
お客様のDX推進を後押しする「RemoteCall」
今後の展望について教えてください。
佐藤さま:特に税務周りはコロナ禍で大きな変化がありました。紙と印鑑で動く世界だったため、デジタル活用がほとんど進んでいなかったのですが、やっとデジタル化の追い風が吹いてきたように感じます。
税理士は事務所にこなければならないという価値観が崩れ、ツールでもっと効率的に仕事をしようという空気が生まれました。そうして生まれた余剰時間は、自己研鑽や自分のプライベートを充実させることができるようになったと感じます。
「RemoteCall」の今後の活用についてお聞かせください。
佐藤さま:「RemoteCall」によってお客様のIT環境の整備スピードが上がったと思います。DXが叫ばれる昨今、業務のあらゆるシーンでデジタル化が重要になるでしょう。ただ、IT人材が不足しがちな中小企業にとって、自力でデジタル化を進めるには限界があります。そこで私たちのような専門家が丁寧かつ効率的にサポートすることこそが大事になってくるはずです。そういった文脈で、お客様のDXに貢献していくためにも引き続き「RemoteCall」を活用していきたいですね。
企業情報
会社名 | 税理士法人 TM総合事務所 |
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事業内容 |
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所在地 | 東京都新宿区四谷 |